通勤で歩く、自宅から駅までの15分間。
私はいつも、Airpodsをおともにして、好きな音楽を聴いています。
今日は、気分が上がっているから、ちょっとK-POPとか聴いちゃおうかな?って思ったり(少女時代推しです。世代がばれる。笑)
ちょっと疲れているときは、ピアノのクラシックを流してみたり。
音楽は、私の生活の上で欠かせないもの。
だけど、あえて「音楽を聴かない」という選択肢があってもいいかもしれない。
そんなことを思った日の話です。

Airpodsの充電が切れていた日
Airpodsはずっと鞄に入ってるけど、鞄から毎日出さないズボラで、だいたいiphoneの画面で充電ゲージが赤色になったときに慌てて充電している私。
ちょうどその日は、充電ゲージを見落としていて、Airpodsの充電が切れていました。
朝、ひとりで音楽を聴く時間は結構貴重だから、ささやかな楽しみ。
「やってしまった~」と思いつつ、充電している時間もないので、音楽なしで出発することに。
スニーカーが、地面を踏む音
いつも、家を出る前にイヤホンを耳に装着して出るけれど、その日は、耳になにもつけていない状態でドアを開けました。
そしたらね、耳元をすーっと空気が通り抜けていく感覚が、すごく気持ちよくて。
いつも見ているはずのお日様の光まで、なんだか新鮮に感じました。
その日はカジュアルな服装だったので、お気に入りのスニーカーを履いて歩いていました。
アスファルトの小さな砂利を、ギュッ、ギュッと踏みしめるスニーカーの音が、すごく心地いい。
見えるもの、聞こえるもの、触れるものが、なんとなく新鮮で、開放的な気持ちになりました。
ずっと聞こえていたはずなのに、聞いていなかった音
イヤホンをつけていた時には聞こえていなかった音が、たくさん聞こえてきます。
一つ向こうの通りを走る車のエンジン音。
風で揺れて擦れた葉っぱの音。
近所のおばさま同士の楽しげな会話。
名前も知らない小鳥のさえずり。
きっと、今までもずっと、聞こえていたはずのこれらの音は、「私が聞いてこなかった」音なんだなと、実感しました。
音楽のない時間も、悪くない
音楽を聴くことは好きなことなので、これからも私は、通勤時間に音楽を聴きます。
でも、ふと思いました。
「本当に音楽を聴きたい」のか。
それとも、
「なんとなく、時間がもったいないから聴く」のか。
この違いは、思っている以上に大きいのかもしれません。
音楽だけじゃなくて、Youtubeとかの動画もそう。
せっかくの一人の時間なんだから、好きな音楽を聴かないともったいない。
せっかく、「ながら作業」ができるタイミングなんだから気になる動画を流しておこう。
忙しい日々の中で、本当に自分がやりたいことと、少しでも時間を無駄にしたくないという気持ちが混ざり合っているような気がしました。
お料理をするときに、ついついYoutubeの動画をかけてしまうけど、ちょっと動画を止めてみる。
そしたら、今まで聞いてこなかった音が、どんどん聞こえてくる。
包丁がまな板にあたる、トントンという音。
お湯が鍋の中でぐつぐつと沸騰している音。
油を引いたフライパンの中でジュージューと焼けるお肉の音。
全部、私が最近聞いてこなかった音だけど、よく耳を澄ましてみると、暮らしがワクワクする音でした。
たまには、イヤホンを外して、いつもと違う音も聞いてみよう。
今日まで聞き逃してきた素敵な音が、まだまだたくさんあるかもしれない。
そう思うと、明日の15分が、少し楽しみになりました。